家電量販のヤマダ電機がECモール事業を始めるということなので気になって調べてみたその詳細と個人的な感想をエントリー。

その名も「YAMADAモール」
ヤマダ電機が始める総合ECモール「YAMADAモール」は現在、ファッション、食品、化粧品など幅広いジャンルを対象に出店企業を募集していて、「楽天市場」や「ヤフーショッピング」のような総合ECモールをモバイルサイトでは今年の11月から、PCサイトでは来年の1月から始めるようです。
特徴的だったのは、1つの商品につき1企業とだけの取引とするため、複数のショップが同じ商品を販売することはないということ。
こうすることによって、楽天市場とかでよくある最安値競争をYAMADAモール内では防ごうという目論見でしょうか?
次に、楽天市場やヤフーショッピングなどの今までのECモールだと売上に応じたロイヤリティーをモール事業者に支払うというのが一般的でしたが、YAMADAモールでは商品はまず、ヤマダ電機がいったん仕入れて販売する形をとり、卸価格を出店企業との商談で決め、販売価格はヤマダ電機が決定するようです 。
楽天市場やヤフーショッピングなどでは出展企業が主体となって商品を販売しているという印象ですが、YAMADAモールではヤマダ電機が主体となって商品を販売していくという印象を受けます。
だったら商品さえあれば全てヤマダ電機がやってくれるのかといえばそうではなく、商品ページの作成や、メールマガジンなどの発行といったECサイトの基本業務は出店企業が行い、注文情報の管理、発送業務も基本的に出店企業が行うという従来のECモールの形式がここではとられています。
当然、ヤマダ電機の主力商品である家電はヤマダ電機の独占販売になります。
ここまでだと、なんだかYAMADAモールに有利な条件ばかりな気がしてしまいます。
先行するモールにどう対抗する?
ヤマダ電機は現在ポイント会員数3,000万人、ネット会員数500万人を保有しており、YAMADAモールの開始と同時にネット会員500万人を誘導。
その他にも、全国に500店舗以上ある実店舗にYAMADAモール専用の売り場を設置し、出展企業の商品を販売したり、毎週3,000万部発行しているという折り込みチラシや、全国放送のテレビCMによるメディアミックス展開も計画。
別途「販促協賛金」という名目で売上の2%をYAMADAモールに支払う必要あり。
こういったヤマダ電機のインフラを徹底的に利用してYAMADAモールへ集客するそうです。
後発ECモールとして、ヤマダ電機もここには相当の力が入っているような気がします。
しかし、ヤマダ電機の売り場にアパレル商品や食品が並ぶということに違和感を感じるのは僕だけでしょうか?
気になる出店費用
YAMADAモールへの出店費用はというと、標準プランでは
- 初期費用 98,000円
- システム利用料 月額2,500円
- 契約期間 1ヶ月
- 取扱い可能商品数 1,000アイテム
と他のECモールと比べると、比較的出店しやすい内容となっています。
楽天市場やヤフーショッピングなどの今までのECモールとは少し異なる形態のYAMADAモールをどう展開・発展させていくのか、ヤマダ電機の今後の動向が気になります。

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